EGO'S BLOG

We live only once.

クリスマスの約束2015

もうやらないだろうなと思っていたTBS「クリスマスの約束」。

今年も見れて良かった。和田唱ってすごいんだね。
 
小田和正を初めて聴いたのは、小学3年生くらいの頃だったかな?
当時はオフコースというバンドで歌っていた。
声やハーモニーの美しさは、子供の僕でも分かった。
それ以来、ずっとファン。
 
僕が中学・高校生くらいの時は、「小田和正を聴く人間は根暗」
みたいな風潮が世間にはあった。
バンドブームで全盛だった音楽雑誌にも、アンチな記者や読者が 
多くいたし、TVではタモリが「暗い」と叩いていた。
小田さんはTV嫌いで全く歌番組には出てこないし、
切ないラブソングや別れの歌ばかりヒットしていたので、
それも仕方ないかもしれない。
周りの友達はみんな、当時流行っていたロックやヘビメタを聴いていた。
 
フォークデュオ→バンド→ソロとなり、時代が変わっても
小田さんは新しい音やスタイルを取り入れ、売れ続けていた。
これが出来るミュージシャンなんて、ほんの少ししか居ないだろう。
だから高校の時に「小田和正なんて・・・」などと言われると、
「お前が聴いてるようなバンドなんて、せいぜい2~3年で消える。
でもきっと小田和正は、この先何十年経ってもいい音楽を作ってるよ。」
と言い返していた。
 
人それぞれ好みはあるし、今考えると幼稚で言い過ぎだったと思う。
もし彼らに会ったら謝りたい。
そして「でもさ、俺が言った通りになっただろう?」と言いたい。(幼稚)
しかし、小田和正がTVに出る事も、他人の歌を歌う事も、
♪ あなたにちゃんと告りたい~(恋するフォーチュンクッキー
と歌うような事も、当時はまったく予想出来なかった。
 
やっぱり、基本的に未来は読めないものなのだ。良くも悪くも。

 

風のようにうたが流れていた DVD-BOX

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